気管食道科専門医 西山耕一郎先生が著書「肺炎がいやなら のどを鍛えなさい」でこのように述べられています。
はじめに
突然ですが、みなさんに質問です。
みなさんは、健康長寿を実現するために、もっとも衰えさせてはいけない体の機能はなんだと思いますか?
足腰の筋肉?確かにそれも重要ですね。筋肉が衰えて歩行がままならなくなれば、寝たきりになる可能性が大きく高まります。
血管の健康?もちろんこれも重要です。高血圧や高血糖でで血管の機能が衰えれば、脳や心臓が重大な病気に見舞われるリスクが高まります。
しかしみなさん、じつは、筋肉よりも血管よりも、「決して衰えさせてしまってはいけない機能」があるのです。
それは、食べ物を飲み込む力。すなわち嚥下機能です。
人間は食べ物を食べてエネルギーを取り込まなければ生きていく事が出来ません。「食べるエネルギーを取り込む」という行為は、生き物が生命活動を営むうえでいちばんのベースとなる行動である。私たちは、その行動を「当たり前のこと」として行っています。
素晴らしい内容となっています。この著書をお読みになりたい方は、上記のタイトルで「飛鳥新社」から出ています。重要なことが書かれていますので、お手に取ってお読み下さい。